本文へスキップ

輸入ピアノ.comは株式会社フロイデが運営する輸入ピアノ専門店です。(東京・新宿)

電話でのお問い合わせは
03-5357-7833(輸入ピアノ.com)

〒160-0022 東京都新宿区新宿1-10-3 太田紙興ビル1F

ピアノ千一夜 「グランドかアップライトか?」privacy policy

 最近、新築される住宅の場合、15畳〜20畳以上のリビングが普通になってきました。そのせいか、最初からグランドピアノの購入を検討されるお宅が増えてきており、統計上もグランドピアノの売上は伸びてきております。また、グランドピアノへの関心も高まってきており、「本当はグランドが欲しいのだけれど」とか、「どう違うの?」といった質問を良く受けます。ここでは、まず一般論としてその違いについてご説明いたします。
 まず、違いを良くご理解いただくためにも、ピアノの基本原理をおさえておきましょう。ピアノは、鍵盤をたたくと、その力が内部のアクションと呼ばれる複雑な機構を通じてハンマーに伝えられ、ハンマーが弦をたたき、その弦の振動が、響鳴板と呼ばれる大きな木の板でできた部分に伝わり、あの豊かな音となって、私たちの耳に届くのです。ここまでは、共通です。しかし、この共通の原理の中にすでに大きな違いの原因が潜んでいます。それは、響鳴板がアップライトピアノの場合は垂直に、グランドピアノは水平に組みこまれている点です。
 従って、グランドピアノの場合は、アップライトピアノよりも長い弦長と広い響鳴板が可能になり、その結果、ダイナミックで大きく、豊かでゆったりした音が期待できるのです。この点がまず、第一の違いです。 グランドピアノの場合、小型の物でも奥行きは150cm程あり、一般には、170cm〜180pクラスの物が普及しています。コンサートホール等で使用される、いわゆるコンサートグランドになると最大の物で3メートル以上ある物もあり、200人以上の大オーケストラをバックに、何千人もの観客を感動させることができるのです。一方、アップライトピアノの場合は高さで見るわけですが、現行品のものは、最大でも132pが最大です。それ以上の高さにすると、不安定になってしまうからです。
 
 第二に、同じ理由から、弦はアップライトピアノの場合は垂直に、グランドピアノの場合は水平に張られています。その結果、前者のハンマーは横から打弦しバネで引き戻されますが、後者は下から打弦し自然に戻ります。そのため、グランドピアノは、鍵盤の戻りは早く、スムーズで早い連打が可能です。アップライトピアノでは難しいトリルも、グランドでは、比較的楽にこなせます。

 第三に、これも同じ理由から派生するのですが、アップライトピアノは背中側の響鳴板から出た音が壁などに反射してくる音を聞くのですが、グランドピアノは上のふたを開ければ上からも下からも直接音が聞こえてきます。したがって、ここでも後者のほうが、きれいな音を直接聞くことが出る点で勝ります。
 
 また、グランドピアノには、ソフトペダル(左側)が付いています。これを踏み込むと鍵盤が右側に少し移動する仕組みで、このとき、実は内部のアクションひいては、それに付随するハンマーも一緒に移動しています。それにより、通常は1本のハンマーで3本の弦をたたいて発音する(低音部は別ですが)のですが、ハンマーが右に移動するため2本の弦だけを叩くようになります。したがって、確実に音を3分の1弱くすることができるわけです。この点、アップライトピアノの場合は、ハンマーを弦に近づけて打弦距離を短くすることにより、同じ効果をを期待するのですが、確実性の点でグランドピアノに分があるのです。

 以上のように、基本的な構造上の違いから、一般論としてはグランドピアノが勝っていることはご理解いただけたことと思います。
 しかし、それはあくまでも「一般論として」です。グランドピアノが優れているのは分かっていても、実際には大きすぎる音量や設置スペース、場合によってはご予算の問題などでグランドピアノのご購入に踏み切れない場合が多いのが実情です。つまり、一般の住宅を前提にした場合、適度な音量、省スペース性、もちろんご予算の面などでは、どれだけグランドピアノの方が優れているとしても、アップライトピアノの方が妥当と考えられるわけです。
 逆にスペースやご予算に余裕がある方は、できればグランドピアノになされるほうが良いでしょうし、ましてや音大受験を目指す方や本格的にピアノを極めたいとお考えの方にとっては、グランドピアノは必需品といえるでしょう。これからのピアノライフを見据えたうえで、是非、ベストな選択をして頂きたいですね。


→ピアノ千一夜TOPへ

●営業案内●
AM10:30〜PM18:30
定休日:毎週火・水曜日
祝日は営業いたします。お電話・メールでのお問い合わせは24時間365日対応しております。定休日及び営業時間外のご試弾をご希望の場合は前日までにご予約をお願いいたします。 (TEL:03-5357-7833)



入荷情報 Freude's Now!!

Grotrian Steinweg 110

ドイツ製(中古品)

シュタイングレーバー 112(1972年製)グロトリアン110



近々入荷情報(on the way)



Steingraeber& Sohne 130



1989年/バイロイト製(中古品)
ウォルナット艶消し仕上げ



C.Bechstein L165(中古品)



1939年(中古品)
ウォルナット艶消し仕上げ



PLEYEL F164(中古品)



1926年製(中古品)
ローズウッド半艶出し




ー  聴き比べ動画集 −
 スタインウェイ&サンズ B-211(2014年製)
YouTubeで動画を見る
 
 ベーゼンドルファー 170(1975年製)
YouTubeで動画を見る
 
  ベヒシュタイン M-180(1970年製)
YouTubeで動画を見る